• "教育基本法"(/)
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  1. 立山町議会 2006-06-01
    平成18年6月定例会 (第3号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午後 1時30分 開議            開  議  の  宣  告 ◯議長米田俊信君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。         ─────────────────────────            議 事 日 程 の 報 告 2 ◯議長米田俊信君) 直ちに日程に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。         ─────────────────────────            議案第58号から議案第61号まで及び請願陳情書について 3 ◯議長米田俊信君) 日程第1 議案第58号から議案第61号まで及び請願陳情書についての件を議題といたします。         ─────────────────────────            委  員  長  報  告 4 ◯議長米田俊信君) 以上の案件に関し、各常任委員会委員長審査結果の報告を求めます。  総務教育常任委員会委員長 坂井立朗君。  〔総務教育常任委員会委員長 坂井立朗君 登壇〕 5 ◯総務教育常任委員会委員長坂井立朗君) 総務教育常任委員会における質疑の主な概要とその審査結果についてご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算のうち当委員会所管分であります。また、請願陳情は3件であります。  初めに、議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算の案件につきまして慎重審議の結果、お手元に配付しております委員会審査結果のとおり、可決すべきものと決しました。  それでは、審査結果の概要を申し上げます。
     まず、総務課所管に係る事項について申し上げます。  一般管理事業費臨時職員賃金関係で、産休、育休については理解できるが、行政改革のもとで、職員をここ数年で296名まで減らしてきているが、その代替として、低賃金労働に切り替え臨時職員を増やしているのではないかとの質疑があり、確かにかなりの職員が減ってきており、今後、平成22年までに16名の削減を予定している。臨時職員について、通常業務についている場合もあるが、一部の臨時職員の場合は、フルタイムでの勤務ではなく、6時間勤務や朝のみ、またパートタイマー的勤務等職場の状況に応じて対応しており、職員削減分を補っているものではない。また、今後臨時職員も増やさないため、事務事業見直しも行い、職員の削減を図るとの答弁がされました。  委員からは、事務全体の見直しは大切だが、しかし、そのことによってサービスが低下しないようにお願いしたいとの申し入れがなされました。  次に、企画政策課所管に係る事項について申し上げます。  PFIの手法を取り入れた保健福祉総合センター(仮称)整備調査事業中の旅費について、視察先はどこを考えているのか、またどのようなことを見てくるのかとの質疑があり、PFIを先進的に取り組んでいる福井県鯖江市と三重県桑名市を予定している。具体的な施設を見てくるのではなくて、PFI推進体制についての調査を考えている。通常の事業と違って、事業契約までの間に膨大な事務量が発生する。また、PFIの契約をするときは大変長期の契約になるため、当初の契約で間違えると影響が長期にわたるので、その点を慎重にするために、どのような体制で、どのような進め方を行っているのか、どの点で注意が必要なのかといったことの情報収集に行きたいと考えている。桑名市は図書館を含めた複合施設、鯖江市は特定公共賃貸住宅を含めた複合施設、その他駐車場等があるとの答弁でありました。  また、保健福祉総合センターは町長の公約事業であるが、事業の手法について、PFIでの事業が困難な場合の第2、第3の手法も考えているのかとの質疑があり、以前は農村振興基本計画の中でやれないかということであったが、農村振興基本計画補助事業では福祉センターはできないので、通常の補助事業ではどうかとなると、我が町では一般財源を多額に用意しなければならない。しかし、一般財源が十分にないので、管理を民間に任せ、長期にわたって民間の資金を活用するPFI事業でしかできないのではないのかと考えている。しかし、PFI事業でも準備に膨大な時間と事務量、スタッフも考えなくてはならないということであり、少し選択肢を残しているとの答弁でした。  次に、教育課所管に係る事項について申し上げます。  総合型地域スポーツクラブ補助金について、以前に設立されている2団体、新川地区スポーツオアシス「ゆうゆう」と利田地区にあるRヴィレッジにも補助が出るのかとの質疑があり、総合型地域クラブについては、現在町では、新川地区を中心としたスポーツオアシス「ゆうゆう」、利田地区を中心としたRヴィレッジと、今回補助を行うスポーツファンたてやまの3団体であります。  今回の補正は、スポーツファンたてやまへ補助するものであり、補助の趣旨は、立ち上げから育成、そして定着までの3年間を補助し、以降は補助なしで自主的に運営をお願いするものである。ゆうゆうやRヴィレッジは既に定着し、会員の会費で運営している自立団体なので問題はない。また、これら団体からの要望も出ていないとの答弁でした。  義務教育教材整備事業で、副読本活用状況ということで、税務課環境ISO等副読本を活用していると聞いているが、活用状況はどのようになっているか。また、図書館管理運営事業の中で、学校司書中学校中央小学校をかけ持ちで行っているが、今後の司書の配置計画について質疑があり、環境副読本については、昨年、全町の高学年用をつくり、各学校では環境についての総合的学習の中で利用されており、また、環境センターなどを利用する場合に本を持って行き利用している。今年は3、4年生用を9月ごろに発刊したいということで今準備を進めている。各小学校では、学校版ISOを取得しているので、水道・電気等の省エネを副読本を使って勉強しているとの答弁でした。  司書については、配置が遅くなったが、5月から中学校週2日、小学校週1日、他は図書館と兼務している。小学校では朝の読書に司書を利用し、校長からも喜んでもらっているので、来年度も臨時職員を各学校に配置できるようにお願いしていきたいと考えているとのことでした。  とやま型学校評価システム推進事業補助金について、目標を数値化するということだが、数値化できないものもあるのではないのか。  また、米飯給食について、2学期から共同調理場でつくった米飯給食を提供するということだが、都会では各学級ごとに生徒が電気釜自分たちで米をといで炊き、それを食べているところもある。そういったことから、自分たちでさせてはどうか、教育効果もあると思うが、自校方式ということから考えられないのかとの質疑があり、学校評価の件について、平成17年から19年にかけてすべての学校で行うもので、今年6校、来年4校を予定している。  各学校の計画を見ると、学習指導生徒指導・健康・安全等おのおの目標を立てている。無理に数値化して評価をしているのではないかという指摘もあるが、評価のときに、何をもってどう評価するかという点で、評価委員は外部の区長や振興会長公民館長PTA関係等評価委員会を組織し評価することになる。ある程度数値的がないと、なかなか努力目標が立てられないと思っている。奉仕活動とか地域の連携とかについては数値化が難しい面もあるが、そういったことについても数値化していただいている。その結果については、学校便り等で、地元の皆さんに目標達成状況をお知らせするとともに、できなかった場合はその原因を検証する材料にしていきたい。  米飯給食については、町では2学期から立山産米でおいしい米を提供したいと考えている。また、現代の子どもたちにはご飯を自分で炊くといった経験はなく、自分で炊いたご飯は残さないという経験は必要なこととは思うが、一番心配するのが異物の混入であり、細心の注意を払っている。今は共同調理による米飯給食で行い、今後検討していきたいとの答弁でした。  以上が質疑の概要であります。  次に、当委員会に付託された請願陳情については、請願陳情第3号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択及び請願陳情第6号 出資法の上限金利引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業規制等に関する法律」の改正を求める請願書については、いずれも国会で審議中の案件であり、国会の成り行きを見たいとの意見があり、継続審査と決しました。  また、請願陳情第4号 立山中央小学校周辺整備事業に関する請願書については、内容は地元と同意していることであり、採択していただきたい。また、立山公共施設整備基準に定めるとおり遵守していただくことは当然のことであり、採択すべきとの意見があり、採決の結果、全会一致で採決されました。  以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。 6 ◯議長米田俊信君) 以上をもちまして、総務教育常任委員会委員長報告を終わります。  産業厚生常任委員会委員長 村井隆夫君。  〔産業厚生常任委員会委員長 村井隆夫君 登壇〕 7 ◯産業厚生常任委員会委員長村井隆夫君) 産業厚生常任委員会における審査の経過並びに結果について、ただいまよりご報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算のうち、当委員会所管分ほか議案3件及び請願陳情1件についてであります。  これらの議案につきまして、慎重な審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案どおり可決すべきものと決しました。  以下、審査の経過についてその概要を申し上げます。  議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳入歳出審査についてであります。  健康福祉課に係る事項について申し上げます。  特別保育所事業臨時保育士等賃金について、この時期に副所長を置かなければならないような問題があったのか、人事面において何か問題があったのではないかという質疑があり、特別保育所については、以前より年長の職員業務執行について指揮をとっていたが、適切な指導、十分なリーダーシップをとることができないなどの理由により、町の保育所長を経験された退職者管理職である副所長として配置させていただいたという答弁でありました。  健康推進事業県PETセンター整備出資金について、設備そのものは非常に有効なものと思うが、県がつくる設備になぜ町が出資金を出さなければならないのか、県がやるのであれば、市町村に負担を負わせずにやるべきではないのかという質疑があり、町が出資に応じた理由として、施設が県内の中央部に設置されること、当町にはそういう拠点施設がないので、がんの早期発見に寄与すること、体全体を一度の診察で総合的に診断が可能であることから保健医療面でも有効であること、町民の健康を考えれば、がん対策面でこれ以上有効なものは現在ないことなどの理由により、出資に応じるものでありますという答弁でありました。  受診者に対して、受診料補助等を考えてもらいたいという質疑に対して、利用状況などを見ながら検討していきたいという答弁でありました。  次に、住民環境課に係る事項について申し上げます。  環境センター運営事業について、収集業務委託料落札額予算額に比べかなり低いが業務に問題はないのかという質疑に対して、直営時と比べ、富山市の委託業者であるため、集積場所及びコースによっては収集時間が遅くなることもあります。収集に関して町民からの苦情は特にないものと思うという答弁でありました。  次に、産業観光課に係る事項について申し上げます。  商工振興対策事業ISO認証取得に伴う過去の助成件数はどれくらいあったのかという質疑があり、以前は品質保証ISO9000シリーズに対し補助をしており、件数は10件ですという答弁でありました。  以上の審査の結果、議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算のうち当委員会所管分歳入歳出については、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第59号 専決処分の承認を求めることについて(専決第9号)平成18年度立山一般会計補正予算議案第60号 専決処分の承認を求めることについて(専決第10号)平成18年度立山老人保健医療事業特別会計補正予算、以上2件については特に質疑はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第61号 立山道路占用料条例の一部改正についてでありますが、個人で道路敷地内にカーブミラーを設置する場合はどうすればよいのかという質疑があり、道路管理者に対し道路占用申請をして許可をとる必要があるという答弁であり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願陳情についてであります。  請願陳情第7号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための請願を求める意見書採択についてでありますが、最低賃金法パートアルバイト労働者賃金を抑制している、最低賃金で働いた場合、生活が困難である、賃金底上げを図るためにも採択が必要であるという意見と趣旨については理解できるが、以前も同様の請願が提出されて不採択となったこと、今回の請願もほぼ同じであり、内容の検討が何らなされていない、以上の点から採択できないという意見が出されました。採決の結果、不採択とすることに決しました。  以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。 8 ◯議長米田俊信君) 以上をもちまして、産業厚生常任委員会委員長報告を終わります。  以上をもって、各常任委員会委員長審査結果の報告が終わりました。         ─────────────────────────            委員長報告に対する質疑 9 ◯議長米田俊信君) これより、ただいまの各常任委員会委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長米田俊信君) 質疑なしと認めます。            討           論 11 ◯議長米田俊信君) これより討論に入ります。  請願陳情第7号について、討論の通告がありますので、順次発言を許します。  原案賛成の方の発言を許します。  4番 石川孝一君。  〔4番 石川孝一君 登壇〕 12 ◯4番(石川孝一君) ご苦労さまです。私は、産業厚生常任委員長報告のうち、請願陳情の1件について委員長報告に反対し、請願賛成の立場で討論を行います。  委員長報告は不採択であります。  今、日本では深刻な格差社会が広がっています。最低賃金引き上げは、この格差是正に直接広い範囲で効果が期待できるものと思います。増え続けるパートアルバイト派遣労働者生活を改善し、地域経済を健全化させる道でもあります。  富山県の最低賃金は、時間額648円です。日本国憲法では、健康で文化的な最低限度生活を営む権利をすべての人に保証しています。  労働基準法第1条では、働く際の労働条件は「人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」と定めています。  審議された請願書が求める意見書の項目は、1番、富山県の最低賃金の改定に当たっては、最低賃金法の趣旨と生計費原則に基づき、健康で文化的な最低限度生活が保証されるようにすること、少なくとも生活保護基準を上回ること。2つ目には、最低生計費非課税国際原則にのっとり、基礎控除大幅引き上げを伴う非課税限度額引き上げを図ることの2点であります。  私は、個人の努力では乗り越えられない今の格差社会を改善するため、勤労者所得底上げには最低賃金引き上げの果たす役割は非常に大きいと考えます。  以上の理由により、私は請願陳情第7号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための請願について賛成し、委員長報告に反対いたします。 13 ◯議長米田俊信君) 以上で石川孝一議員討論を終わります。  次に、原案に反対の方の発言を許します。  14番 高嶋清光君。  〔14番 高嶋清光君 登壇〕 14 ◯14番(高嶋清光君) 私は、請願陳情第7号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための請願について、反対の立場から討論を行います。  最低賃金制は、第一義的には、一定水準を下回る低賃金を解消して労働条件の改善を図ることを目的としております。最低賃金の決定は、公益、労働者及び使用者の各側を代表する同数の委員で構成する審議会調査審議を求め、その意見を聞いて都道府県労働局長が決定する仕組みとなっております。  実際の審議の場では、当該地域最低賃金適用対象となる労働者賃金実態についての状況や、審議会委員自らの事業所などでの実態調査や、関係労働者使用者から最低賃金の内容がどうあるべきかについて意見を聞くなど、地域の実情に応じた適正な地域別最低賃金の改正が行われているものであります。  したがって、意見書で述べている、少なくとも生活保護費を上回ることとか、基礎控除大幅引き上げを伴う非課税限度額引き上げを図ることといった内容については、法の目的や趣旨が最低賃金法の目的や趣旨と乖離しております。  以上のことから、私は本請願に反対し、討論を終わります。 15 ◯議長米田俊信君) 以上で、高嶋清光議員討論を終わります。  これをもって討論を終結いたします。            採決(議案第58号から議案第61号まで) 16 ◯議長米田俊信君) これより採決いたします。  まず、議案第58号を採決いたします。  議案第58号 平成18年度立山一般会計補正予算  本件に対する各常任委員会委員長報告は可決であります。  本件は、各常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 17 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号から議案第60号までの2件を一括採決いたします。  議案第59号 専決処分の承認を求めることについて  (平成18年度立山一般会計補正予算ついて)  議案第60号 専決処分の承認を求めることについて  (平成18年度立山老人保健医療事業特別会計補正予算について)  以上2件に対する産業厚生常任委員会委員長報告は承認であります。  以上2件は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 18 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、議案第59号、議案第60号は原案のとおり承認されました。  次に、議案第61号 立山道路占用料条例の一部改正についてを採決いたします。  本件に対する産業厚生常任委員会委員長報告は可決であります。  本件は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 19 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。            採決(請願陳情第3号及び請願陳情第4号、
               請願陳情第6号及び請願陳情第7号) 20 ◯議長米田俊信君) これより、請願陳情書についての件を議題といたします。  まず、請願陳情第3号を採決いたします。  請願陳情第3号 教育基本法の拙速な改定ではなく、国民的な議論を求める意見書採択請願書  本件に対する総務教育常任委員会委員長報告継続審査であります。  本件は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 21 ◯議長米田俊信君) 起立多数であります。よって、請願陳情第3号は継続審査とすることに決定いたしました。  次に、請願陳情第4号を採決いたします。  請願陳情第4号 立山中央小学校周辺整備事業に関する請願書  本件に対する総務教育常任委員会委員長報告採択であります。  本件は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 22 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、請願陳情第4号は採択とすることに決定いたしました。  次に、請願陳情第6号を採決いたします。  請願陳情第6号 出資法の上限金利引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業規制等に関する法律」の改正を求める請願書  本件に対する総務教育常任委員会委員長報告継続審査であります。  本件は、総務教育常任委員会委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 23 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、請願陳情第6号は継続審査とすることに決定いたしました。  次に、請願陳情第7号を採決いたします。  請願陳情第7号 富山県の最低賃金を、安心してくらせる水準に引上げるための請願  本件に対する産業厚生常任委員会委員長報告は不採択であります。  本件は、産業厚生常任委員会委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 24 ◯議長米田俊信君) 起立多数であります。よって、請願陳情第7号は不採択とすることに決定いたしました。         ─────────────────────────            議 案 第 6 2 号 25 ◯議長米田俊信君) 日程第2 町長より追加提案されました議案第62号 平成18年度立山町国民健康保険事業特別会計補正予算を議題といたします。            提 案 理 由 の 説 明 26 ◯議長米田俊信君) 町長より提案理由の説明を求めます。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 27 ◯町長(舟橋貴之君) 本日の6月定例会本会議に追加提案いたします議案の説明の前に、今回の水道管敷設替え工事が起因したと思われます水道水が濁った事故につきまして、被害に遭われました町民の皆様に再度ここにお詫びを申し上げたいと思います。  6月14日の本会議でも、開会の冒頭に、水道水の濁りについて、その時点での状況をご説明しているところであります。当初の状況説明では、6月13日午後1時30分から実施したとしておりましたが、実際には6月12日午後に工事を行ったものでありまして、情報収集の混乱により誤りがありましたので、ここで訂正をさせていただきます。  工事の内容を再度ご説明申し上げますと、6月12日の午後1時30分から、道源寺地内の富山地方鉄道立山線釜ヶ淵駅付近で、公共下水道工事の支障となる上水道の管路敷設替え工事の終了に伴い管路切り替え作業を行い、町水道事業所職員立ち会いのもとで洗管後に通水いたしました。  翌13日の午前から水道水について数件の問い合わせがあり、午後になって下段大窪開地区から水道水から黒褐色の濁った水が出るとの苦情を受け、その地区の洗管作業に当たりました。  その後、13日夕刻の午後7時ごろから町水道事業所に非常に多くの問い合わせと苦情が寄せられ、水道事業所職員立山町管工事組合の皆さんによりまして、消火栓から水道水を放水し、水道管内を洗浄する洗管作業を、苦情の寄せられた地区から順次、夜を徹して続けてまいりました。しかしながら、その洗管作業時間の経過とともに、岩峅野配水池系、末上野配水池系となっています釜ヶ渕、下段、大森、上段、東谷地区の広い範囲の約1,950世帯、なお、14日の定例会本会議の冒頭では約1,800世帯としておりましたが、その約1,950世帯に濁った水道水の影響が拡大したものであります。  14日の午後4時ごろから、洗管の終了した一部地域から復旧し始め、大量に使用する洗管の水道水使用により断水が懸念される四谷尾、白岩、虫谷、谷口、日中地区を除いて、深夜までにほぼ復旧いたしました。  この間、富山市から緊急派遣支援を受けた2台の給水車をはじめ4台の給水車を、濁った水道水で食事の準備ができないと思われる地区に配備するとともに、富山市から同時に支援を受けた6リットル携帯ポリタンク2,100個や、立山町名水協議会加盟の飲料水メーカーから提供いただいた2リットルペットボトル飲料水1,800本の給水配備で対処いたしました。  引き続き14日の深夜についても、立山町管工事組合の皆さんと水道事業所職員、町職員46名による洗管作業を夜を徹して行いましたが、15日に断水いたしました東谷地区と日中上野地区の一部には、14日と同様の給水体制で、早朝並びに昼時間に給水を実施いたしました。  最後に残りました白岩地区の洗管作業が15日の14時30分に終了いたしまして、15時に全域で復旧いたしました。  今回の事故原因を明らかにするため、13日から15日にかけての濁った水道水の水質検査や、浄水場の水道水が流入する各配水池の潜水調査を緊急に実施いたしました。その水質検査の結果、マンガン酸化物の濃度が高いこと、また一部の配水池において少量の黒褐色の付着物が見られたこと等から、水道の配水管内部等に付着した二酸化マンガン等が水道工事に伴う管内流速の変化により剥離し流出したものと考えられるところであります。  マンガン自体は、水中や土壌中に広く存在し、人にとっては必須元素でありますので、過剰に摂取しない限り健康上特に問題はない物質であり、水中のマンガンは殺菌用の塩素と反応して酸化されることにより、水に不溶性の黒褐色の二酸化マンガンになるものであります。  しかしながら、きれいな水を供給するためには、この浄水過程での二酸化マンガンを取り除く機能を向上させることが必要であり、19日には、浄水場の濁度ろ過装置を鉄やマンガンを除去する装置に全面的に取り替える準備に入りました。これとともに、上水道配水管の管内部を調査し、必要に応じ洗管作業を実施することとしております。  また、配水池内の沈下砂等の吸引除去を開始しておりまして、今週中には、岩峅野配水池、向新庄配水池、上末高区、吉峰調整池の作業が完了する予定であります。  今後、濁った水道水が全部排水されていないと思われる水道管末端の地域において若干の濁りが発生する懸念はあるものの、今回の事故に対する苦情や検討課題を整理してまいりますとともに、事故原因を踏まえた対策を講じまして、住民生活の根幹を揺るがすこのような事故が二度と発生しないよう努めてまいる所存であります。  今回の水道水の濁りに対しまして、富山市からいただいた緊急支援のご厚意や、立山町の飲料水メーカーの皆様のご厚意に対し厚く御礼申し上げるものであります。  また、立山町管工事組合の皆様には、昼夜兼行で洗管作業に従事いただき、厚くお礼を申し上げます。  ライフラインであります水道水の濁りや断水の被害に遭われました町民各位には、本当に深くお詫び申し上げますとともに、ご心配いただきました議員の皆様、周辺自治体の皆様に心から感謝を申し上げます。  それでは、ただいま追加提案いたしました案件についてご説明を申し上げます。  議案第62号 平成18年度立山町国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、今国会の6月14日に可決成立いたしました健康保険法の一部改正に伴い、国保資格システムの改修が必要なことから補正するものであり、一般管理事業費を275万7,000円追加し、予備費で調整するものであります。  追加提案いたしました案件についてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適正な議決をいただきますようお願いを申し上げます。 28 ◯議長米田俊信君) 町長の提案理由の説明が終わりました。            質           疑 29 ◯議長米田俊信君) これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長米田俊信君) 質疑なしと認めます。            討  論  ・  採  決 31 ◯議長米田俊信君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので採決いたします。  議案第62号 平成18年度立山町国民健康保険事業特別会計補正予算  本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 32 ◯議長米田俊信君) 起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。            閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会            並びに各特別委員会の所管事務の継続審査について 33 ◯議長米田俊信君) 次に、日程第3 閉会中における各常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会の所管事務の継続審査についての件を議題といたします。  本件については、立山町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、閉会中の所管事務の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長並びに各特別委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の所管事務の継続審査に付することにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長米田俊信君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。         ─────────────────────────            閉  議  の  宣  告 35 ◯議長米田俊信君) 以上をもちまして、今期定例会における提出議案の議事がすべて終了いたしました。  今期定例会中、終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し深く敬意を表するとともに、厚く御礼を申し上げる次第であります。            町  長  の  挨  拶 36 ◯議長米田俊信君) 町長より挨拶の申し出がありますので、これを許可いたします。  町長 舟橋貴之君。  〔町長 舟橋貴之君 登壇〕 37 ◯町長(舟橋貴之君) 本日ここに、6月定例議会におきまして私どもが提案いたしました補正予算をはじめ、すべての議案につきまして満場一致でご可決いただきまして、本当にありがとうございました。  今議会、特に一般質問におきましては、消防の体制整備に関してのご質問を複数の方からいただきました。折しも、本議会の一般質問の最中に水道水の濁りの事故におきまして被害が拡大しているということでありますから、私の横におります舟崎助役をはじめとして、担当の課長が議場を欠席させていただいて、災害対策本部をつくり、そしてこの対応に当たらせていただいたところであります。  市町村は何のためにあるのか、何を目指すのかという質問もいただきました。まさしく住民の生命、財産を守るためにあるのでありまして、今回の水道水の濁った事故に対しまして、改めて当たり前のことを当たり前にちゃんとやるということは極めて市町村にとって重大なことであるということを痛感しているところでございます。  まだ100%完璧とは言えない状況ではありますが、一刻も早く住民の皆さん方の不安感をなくせるように、「大丈夫です」としっかりと皆さん方に申し上げられるように、全職員一丸となって、そして先ほど申し上げました管工事組合の皆さん方にもご協力いただきながら万全を期してまいりたいというふうに申し上げたいと思います。  折しも梅雨入りでございます。まさしく水と、そしてこの暑い季節、議員各位の皆様方におきましては、くれぐれも健康にご留意いただきまして、町政発展のため、そしてご家族のため、ご自身のためにまたご活躍いただきますよう、そしてご健康に留意いただきますよう心から念願いたしまして、6月議会に当たってのお礼のご挨拶といたします。  今回はありがとうございました。そして、住民の皆さん方に多大にご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫びを申し上げます。         ─────────────────────────            閉  会  の  宣  告 38 ◯議長米田俊信君) これをもちまして、平成18年6月立山町議会定例会を閉会いたします。  どうもご苦労さまでございました。   午後 2時15分 閉会  上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。
        平成18年6月20日             立山町議会議長   米 田 俊 信             立山町議会議員   石 川 孝 一             立山町議会議員   村 井 隆 夫 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....